2006-11-19
染料と媒染
石鹸をつくったので、モノづくり熱再燃。
前から考えていた布ナプを染めようと決意。2年以上使ってるから、そろそろ色もよろしくないし。ザウト(注)を使っても落ちなくなってきた。落ちないときは染める!
布ナプを染めるにあたり、ピンクのネルだし、やはり赤系がいいな、と考えていたら、こんな説明にたどりつき、染めは茜で!と思いつく。
さっそくジョイフル本田(関東最大と思われる、私にとっては東急ハンズより品揃えのよいホームセンター)に行ったら、紅花や蘇芳もあるのに、茜だけ無い。店員に聞いたら、先週大量に買っていった人がいるらしい。入荷は来週以降。遅い。店員の対応も品物がなくて申し訳ありませんどころか、無いものは無いんですよと言わんばかりで嫌だし。がっくり。こういう、思い立ってすぐ行動できないときの萎えっぷりって凄まじい。すごい雨降ってくるし。なえなえ。
しょうがないのでネット徘徊してお勉強。ジョイホンで取扱してたメーカー品が直販で入手できることが分かったけれど、送料がばかにならないので、また染め物熱が出てきたときにジョイホンに行ってみようかなと思う。
ところで染めをするにあたって、今まで億劫がっていたのは、染料はともかく媒染液について用意や管理がめんどくさそう、というイメージがあったため。金属液というだけで環境破壊な感じで、なんかもうイメージ悪い。とりあえず下水には流せない。やっぱり新聞に含ませて燃やすとかになりそうだなあと思いつつ茜染について調べる。
茜染というからには色鮮やかに染めたい。色鮮やかに染めるにはアルミ媒染。もっぱら、椿灰・みょうばん・酢酸アルミニウム・塩化アルミニウム。実はアルミは鍋製品も買わないようにしているくらいで、あんまり使いたくない。悩む。
一番天然とも言える椿灰は大量に椿を燃やしてちょこっとだけできるもののようで高い。自分でつくるような材料も道具も場所もないし。みょうばんは、食品にも使われているから安全性は高いというが、それを言ったら食品はなんでも安全かという問題にブチ当たる。みょうばんの入っていないベーキングパウダーとか販売されてるくらいだし・・。
そもそも天然だったらなんでもいいのかというとそうでもないわけで、アルミニウム塩だって天然のはあるだろう。なんでも大量に摂取しなければいいだけの話で(そもそも私が鍋製品として認めている「鉄」だって大量摂取には毒性が認められている)アルミだって平気よ、と割り切るのも簡単だけど、今まで抵抗があっただけにそう簡単に受け容れられない。
結局、どこまでが安全でどこからが危険かということの線引きは自分の中で決めるしかないのだ。石鹸づくりだって油を燃えるゴミにするのが嫌なだけだし、捨てるもので私好みの洗剤が作れるから嬉しいだけだし。石鹸だって自然にいいかっていうとそうじゃないという意見もあるし、なんでもかんでもあまり過剰に自然や体に悪いからダメ!というのも好きじゃない。
というわけで、今回は色鮮やかに染める方を諦めることにした。
自然素材系ということで灰からとれる灰汁でつくる方向で。灰にもいろいろあって石灰とか石炭とかあるようだけれど、土壌改良材でもある草木灰を使ってみることにする。これだったら安いしジョイホンでも入手できるし使用後に庭に撒くこともできるしね。
考えてみれば染技術は大昔からあったわけだから、自然に無理がない方法があっておかしくないわけでした。茜が入手出来次第、やってみようっと。
(注)ザウト
2006-11-18
廃油石けんレシピ2006
前回廃油石鹸を作ってから2年経過。そろそろ無くなってきた。というかさすが4リットルバッチ。使い切るのに2年もかかってしまったよ。
サラダ油は固まりにくくて傷みやすいというので石鹸に向かないということだったけれど、この2年は腐ったり変な匂いになったり変色したりカビが生えたりはしなかった。たしかにカチコチにはならなかったし乾かしても表面はべたべたするので、使用直前まで牛乳パックからは出さずにいたりしたけれど、おうち遣いなんだから、気にしない。食器洗い洗剤としては泡立ちも洗浄力もなかなかのもの。
さて、今回は、さすがに硬めにはしようと思い、水分量を減らして、ディスカウント率も下げてみた。
・廃油 3500g
・水 1100g(水分量30%)
・苛性ソーダ(水酸化ナトリウム) 450g
ディスカウント率は3%程度。にしたつもりだけれど、実は廃油をしっかり量っていないので、どれほどか微妙。事前にローズマリーを時々替えつつ2ヶ月くらい漬けておいたけれど、それほどに色も匂いも移らず残念。11月も半ば、気温が下がってきたので、鹸化させるべく温度を高めでつくる。途中加温しつつ。
2時間くらいかかるかと思ったけれど、1時間くらいでもったり。色もシチューくらい白くなり、トレースもでたので容器に移す。牛乳パックにも入れたけれど、今回は容器に入れて作ってみる。食器洗剤なので、容器に入ってた方が便利。積み重ねて保存できるようにふた付で安くて、手頃なサイズ・・・・・というので、こちら。ごはん冷凍パック。
型入れ後の保温は発泡スチロールに入れるのだけれど、今回はさらに去年の残りのホッカイロなぞいれて保温してみた。鹸化が早く進みそうで期待。高温になりすぎないか心配。(ときどき開けてのぞいて様子をみるのを兼ねて、温度を下げる)
ところで高温で保温するとジェル化という現象が起こるらしい。色味が変わるとかマイルドになるとかいろいろあるらしい。ジェルステージについてはTaoさんのサイトで検証してあったが、どうせ使うのは早くても1ヶ月後なのでそう対して変わらないというのが実状のよう。
私が使う食器洗剤としてのメリットは、ジェル化することで泡立ちが良くなること。
デメリットは、柔らかくなること。
悩んだけれど、泡立ちが良いのは歓迎だし、柔らかいのは容器にいれてるからなんとかなるでしょ、と思い、ジェル化させるべくホッカイロはいれたままにすることにした。
さて、どうなるかね。
(3時間経過後、ホッカイロが膨らんでてキケン!急遽とりだす)
4リットルバッチでつくるのは、苛性ソーダが450g単位でしか売ってないため、残して置くのが怖いから。あと油量が1gぐらい違ってもディスカウント率が多少変動する程度なので、ちゃんと反応するしね。
2006-11-13
マット "LOGOS エアーベットオート100"
前々からエアベッドが欲しいと思ってた。
(大昔にひとつあったのだけれど、あれはそういえばどこへやった?)
とある小説の中で、泊まりに来たイトコを無印のエアベッドに寝かせるシーンがあり。(無印ってエアベッドつくってたの?!とか思ったものだ)
そういえばエアベッドだと人が泊まりに来たときにも便利だし、キャンプにも使えるわねえ。と思い至る。
なにせ大きいので、できれば電動で膨らむのが楽。
というわけで電動付エアベッド探し。サイズはテントに入ると思われる100cm×200cm内。ホームセンターやアウトドアショップに行けば、4千円そこそこからあるんだけれど、必要に駆られてないのでイマイチ踏ん切りつかず。
そしたら昨日。いつもは行かないジャスコで見つけました。
ロゴスのエアベッドオート100。税込1980円。
本日11月13日は茨城県民の日らしい。
それでおでかけ特集でキャンプ道具とかが安売りされてたのでした。
県民の日の恩恵に授かったことがないので、全然考えて無かったよ。
3000円の値札に3割引が貼ってあり、えー2100円だよ?この価格では普通入手出来ないよ!とレジに行くと、県民割引でさらに1割引。
2千円切りました。スゴイ。
でもまあ、当面使う予定がありません。無理矢理使うか。
2006-11-01
小菅農園直売所
守谷市大柏1110-1
水曜日がお休み。だから火曜日の夜に行って買う。ちょっと古い野菜を値引きで買ってきてその日のうちに料理する。近所に八百屋さんがある生活はいい。地物が置いてあって、地産地消。旬を感じられるし、馴染みのなかった野菜を急に身近に感じる。
知らない名前、と思いながら買って、友達に教えてもらったり、今日のキャベツは柔らかいわよ、と教えてもらったりする。
ふたり暮らしには値段の割に量が多いよってくらいの安さ。その量を負担に感じるわけではなくて、今日はどんな料理にしてやろうかなって考える楽しみ。知らないレシピに挑戦したり。
たまには味噌や漬物も買ってみる。その土地の味の勉強。