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ひな菊と黒い犬 RSSフィード

2019-02-11

山形蔵王の樹氷を愉しむための8つのこと

今冬のスキー場は年末に大雪が降ったあとの降雪が少なくて、2月のハイシーズンなのにアイスバーン。

初日でスキーを堪能しきってしまい、3連休の2日目はスキーをやめて観光にすることにした。

この「スキーするために郡山まで来たもののスキーをしない」という時のために、福島のメジャー観光地は敢えて行かない、ということをしてきたのだけれども、ずっと残してきた「大内宿」「あぶくま洞」「しぶき氷」というカードをこの時点で既に切っており、今冬で福島のメジャー観光地を制覇した感がある。

次に「真冬にも愉しめる観光」カードは、日帰り入浴可能な秘湯巡り、神社仏閣巡り、リニュアル後の野口英世記念館(つまり再訪)、となるわけだけれども。

「スキー装備」「冬真っ只中のハイシーズン」「日帰り往復可能な範囲で観光」の条件を鑑みて、山形まで樹氷見に行きたい!と思い立ち、蔵王まで行くことにした。

えへへ、この「●つのなんとか」ネタ、一度書いてみたかったのよね。長文です。

(1)渋滞回避は諦める

(2)渋滞の列から外れて別の楽しみを見出す

(3)食料と飲み物を確保する

(4)最大防寒の装備で行列に並ぶ

(5)窓を拭くタオルを持参する

(6)ゴーグル必須

(7)帰りの行列も楽しむ

(8)見られたものを楽しむ

 

(1)渋滞回避は諦める

まあ思い立ったのがその日の朝なので、郡山出発、朝9:00。

2017年11月開通の「日本一長い無料トンネル」栗子(くりこ)トンネル(全長8972メートル)を通ります。本来高速道路の東北中央自動車道、無料区間にしてくれてるだけで、いつまで無料なのか謎ですが、おかげで蔵王温泉までの道のりが片道2時間!快適です。

そして蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅到着まであと5分、という1.2km手前で渋滞スタート。11:00。

まあ、わかってはいました。3連休の中日のハイシーズンの蔵王が、混まないわけがない。

我々、こういう最大手観光地は基本行きません。行くとしてもハイシーズンは絶対に避ける。

それでも行くとしたら、通常は下記の方法をとります。

1)駐車場が開く時間を到着時間に設定

 8:30からロープウェイが運航する場合、1時間前の7:30には駐車場が開くだろうと想定

2)家を出る時間をナビの必要時間+1時間

 7:30には駐車場に着くべく、蔵王までの時間が2時間なら、さらに1時間余裕を見て、4時30分には家(この場合郡山)を出る

まあでも今回思い立ったのが今朝だしね・・。

 

(2)渋滞の列から外れて別の楽しみを見出す

1.2kmの渋滞を600m進んだ時点で90分経過。12:30。

渋滞嫌いのだんなには疲れがピークです。おなかもすいてきたし、トイレにも行きたい。

緊急用トイレは持っているけれども、あまり使いたいものでもありません。

渋滞の列から外れて、目に入った日帰り入浴のホテルに飛び込みます。

空いている駐車場に止めると、ホテルの従業員が「本日ご宿泊の方ですか?」とすかさず釘差しに来ます。(ホテルに用がないのにここに止めてロープウェイ乗ろうとしてるんじゃないよね?の意と理解)

「日帰り入浴です~」とにこやかにかわして、一人600円支払い入浴。

飛び込みで入った割にいい温泉でした。まず誰もいない。休憩所が広い。宿泊者じゃなくてもfreewifiが使用できる。

pH2.1・源泉温度53度の強酸性硫黄泉。浴槽に銅イオンと結合した緑青の湯の花!

金属物厳禁、長湯厳禁、顔を洗うと目にしみます、体を洗うなどもってのほか、と但し書きが並びます。

うん、知ってる。蔵王に来るのは3回目。蔵王温泉はpH1.6前後がふつうだもの。

体なんて洗わなくても殺菌力高すぎて、肌が溶ける。

ここはお風呂が二つあって、もう一つは弱アルカリミネラル泉なので体を洗いたいならこちらで。

参考:松金屋アネックス

さて、十分湯を堪能してトイレもしっかり済ませて、対策を練ります。

 

(3)食料と飲み物を確保する

ホテルにレストランがあれば昼食がとれて文句なしだったのだけれど、残念ながらないので、お土産のおまんじゅうを非常食に購入。もちろん自販機で飲み物も確保。お菓子をつまんで空腹をしのぎます。この時点で13:00。

蔵王ロープウェイ周辺の駐車場は、いくつかあるのだけれども30台とか50台とかばかりで、ネットで調べてもどこにあるのかよくわからない。蔵王山麓駅から遠くても我々は構わないのだけれども、どこにあるかわからない駐車場に行って右往左往するくらいなら、台数が多い第1駐車場200台が一番空きがでやすいハズ、と狙います。

残り600mがさらに90分。車が止められたのは14:30でした。

土日は有料1000円の駐車場は、14:00過ぎたら500円ということで、ありがたい。

降雪&夜に戻ってくるのは予想済、サイドブレーキはひきません。

スキー場付の「レストラン横倉」は1Fが無料休憩所という名のケバブショップ、2Fが227席のレストラン。当然、空き席なし。高くてレトルトにしか見えないゲレ食は予想通りです。渋滞中に見つけたお店に歩いて移動。

参考:音茶屋

ゲレ食価格でとびきり美味しいカレーが食べられました。おなかいっぱい。15:30

 

(4)最大防寒の装備で行列に並ぶ

通常17:00で終了のロープウェイが「樹氷ライトアップ」イベントで21:00まで営業。上り最終19:50まで。

参考:樹氷ライトアップ

食料も飲み物も確保して、おなかいっぱい、トイレも済ませて、いざ行列へ。

チケット購入に20分。ロープウェイ乗車まで60分。渋滞しているときにネットで調べた通りです。スキーウェア上下着こんで、帽子も手袋もマスクもスキー装備、靴も靴下も雪装備。

行列はスキーと違って体も動かさないので、さらにダウンベストを仕込み、ホッカイロも必須です。それでも足先冷える指先冷える。からだが固まるので時々動きつつ。

「4列にならんでください~間を空けないで~後ろも大混雑です~」

係員大変だけど、並んでる方もマイナス気温の中で並ぶので大変。

ロープウェイは8分おきのフル回転で、定員目いっぱいぎゅうぎゅうに載せて運転させてます。満員電車並で景色見てる余裕なし。

ロープウェイ

山頂駅までの往復ひとり大人2800円、1回50人乗せて、1時間に7往復、8:30~19:50営業を11時間営業と考えて、2800×50×7×11=10,780,000円。一日約一千万の売上か、平日はどれくらいなんだろうな~とか無駄な計算しつつ。

ロープウェイ乗り継ぎでフニテルに乗車! あ、もちろん暖房ありません。

フニテル!箱根と同じ!(箸蔵山ロープウェイ・箱根ロープウェイに続いて国内3番目の採用←両方乗車済)(国内4番目に採用の谷川岳も乗ったので国内制覇です)

 

(5)窓を拭くタオルを持参する

フニテルでは混雑が回避されてゆっくり見られる・・かと思いきや、窓が凍っている!

だんなが常に持ってるタオル(ウエス)で窓を拭きます。

木々にだんだん着雪していくようすが素敵。日没までに山頂まで行きたいと思っていたのだけれども、ギリ間に合いました。

フニテル乗車直後 フニテル中間・ライトアップ地点

山頂駅直前 やっともこもこ

 

(6)ゴーグル必須

山頂到着時点で日没。17:00。

真っ先に展望台に行きますが、強風で顔がつぶれそう。持ってきたスキー用ゴーグルを装着。

ゴーグルすごい。あったかいし、視界が確保されます。

展望台

ライトアップされてるおかげで、樹氷見られました。山頂でもこもこ樹氷にやっと出会えました。

すごい吹雪ですけど、最大防寒の装備しているおかげで愉しめます。

樹氷

雪景色は雪国の特権。自然相手だから仕方ないけれども、今年の樹氷はもこもこが少なめです。温暖化のせいだとか、マツが食害に遭って枝が細いせいとか、そもそも今年は雪が少ないとか、色々。

ポスターにあるような「青空にスノーモンスター!」な映像は、かなりレアなようです。まあ私もシーズンに5回以上スキーに行くけど快晴スキーなんて1回あるかないかだしね。

ちなみに見学エリアは山頂駅から数メートルほどしかなくロープで仕切られているので、地蔵尊のところまではいけません。

 

(7)帰りの行列も楽しむ

山頂レストランももちろん座るとこないくらいにぎゅうぎゅうですが、玉こんにゃく1本120円をいただきます。あたたかさが沁みる。

玉こんにゃく

体温を回復してからフニテルに乗りましょう。18:00。

フニテルはすぐ乗れるのだけれど、フル乗車18名。フニテル内は暖房どころかライトもないので真っ暗です。

もちろん帰りのロープウェイも、行列たっぷり1時間。帰りのロープウェイは行列は吹きっさらしの中で待たされるので、小さな子どもとかはいい経験とか言えても、赤ちゃんとかかわいそうすぎる。

ちなみに自販機のホットドリンク売り切れてます。

大学生3人組がイエスノーゲームで時間つぶししてて、隣で聞いてて面白かった。

防寒が足りない女子2名が死にそうで見てられなかった。

そんな人間観察をしつつ、ようやく山麓駅までもどってきました。19:30。

上りの最終が19:50分なので、最終便まであと2~3本か、という時間ですが、相変わらずの行列でした。

日没を諦めてあと30分後に乗車でもよかったねとかいう混み具合でなくて安心するレベル。

 

(8)見られたものを楽しむ

もこもこスノーモンスターが少なくて残念だったけど、まあそもそも雪が多かったらスキーしてて樹氷見に行こうなんてことにはならなかったから、いいのです。

我々、ロープウェイの視界ゼロメートルなんてザラなので(いつも霧が美しい)、今回は樹氷が見られただけでもよかった。

そもそも、ロープウェイがちゃんと運行しててよかった。

こうして、11時に渋滞の最後尾についてから、20時に駐車場を出るまでの長い一日が終わったのでした。

次の機会があったら、宮城蔵王の樹氷が見たい。

ゲスト



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