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ひな菊と黒い犬 RSSフィード

2018-02-19

追悼 後藤由香子

毎年横浜人形の家で展示されていた後藤人形を楽しみにしていたのだけれど、今年はどうかな、とみてみたら「追悼」の文字・・・。哀しい。若すぎる。もう新作を楽しみにできない。

最後にかぶりついて見ておこうと行ってきました。

2月文楽の演目に「女殺油地獄」。13年ぶり上演の逮夜の段もやるというので、ぜひ見たい・・と空きをチェックしていたら、直前キャンセル出たらしくて2列目中央をゲット。

まあそんなわけで、フリーパスチケットで一日人形三昧でした。

フリーパス

赤いくつの女の子 平田郷陽「粧い」

横浜人形の家に行くなら必見の2作品。

ザ・エクストリームひな祭り

後藤人形を一躍有名にした「エクストリームひな祭り」は、YouTubeでも見られます。

https://www.youtube.com/watch?v=HEWRguWDnXg

源氏物語 かなた

志野 MANA・殿姫がそろった最後の作品

人形は大好きだけど、所有しないようにしている。精力吸い取られるわ・・・。

スマホ画面に設定してひなまつりを楽しみます。

スマホ画面

文楽はさすがの2列目! いやよく見えました。

よかったチケットとれて。前回の東京公演(2014年)はたしかチケット取れなかったんだよね・・そんなわけで9年ぶりでした。

2016年に嶋大夫が引退して足が遠のいていたけれど、蓑助ががんばってるのみたら、やっぱり好きな演目はがんばってチケットとって見にこよう、とか思う。新しい人にも注目していかないとね。

参照:前々回(2009年)の東京公演

2017-03-29

東京都写真美術館 モーニングロードショー 文楽 冥途の飛脚

1979年に制作された文楽映画がデジタルリマスターで再上映(参照)、という情報を聞きつけて、急遽平日に休みをとって突入。10時開館、10時30分から上映、というので平日だからまあ大丈夫だろうと開館前10分に行ってみたら並んでいる・・。写真美術館のシアターは190人なのでまあ余裕で中央席とれました。よかった。

30年前の作品なのでみんな若い!

「冥途の飛脚」は主人公がだめだめ男なのだけれど、これはさらにダメダメ感が増してて素晴らしかった。八右衛門を桐竹勘十郎(二世) がしていて、これまたこれまでになくいい男だった。八右衛門って、すごい度量のでかい男なのではないかしら・・。

簑助の梅川は、感情あふれてとまらない感じがよく出てて、でもたぶんこれは簑助が若いせいなんじゃないかと思った。たぶん今の簑助はもっと、「感情あふれてとまらない」を「あふれる感情をとめようとしてとまらない」まで表現できてる気がする。

こんな映像はなかなか入手できるものではない、というのでブルーレイ購入。ブルーレイプレーヤー持ってないんだけどねー。買わないと。

冥途の飛脚

恵比寿から目黒川沿いを歩いて中目黒まで。桜は全然咲いてないのだけれど、人多い!平日なのに出店も出てて、みんな食べ歩き飲み歩き・・・。咲いてないのに・・・!

目黒川

数輪咲いているのを見つけて楽しむ。開花直前にふくらんだつぼみで、枝がピンク色してる。お天気も良くて、咲いてなくても、花見だわ。

桜の季節に着たいピンクの羽織。帯は半幅で矢の字に帯紐して楽ちん。紺の袷の着物は、色々調べたけど結局なんの花の模様かわからず。新しく買った草履が履き心地よくて長距離移動も苦にならず。結局1万歩くらい歩いてた。

2011-08-16

杉本文楽 木偶坊 入情 曾根崎心中 付り観音廻り in 神奈川芸術劇場

地震で中止の3月公演が、3日間だけ復活公演。日・月・火の公演で、月火ははずせない仕事なので、いけるの日曜だけ。チケットを買おうとしたときには既に満席でしたが、空き状況をちまちま確認してようやく3階席をゲット。3階席ってどうなの、と思ったのだけれど、観られないよりマシと思い購入。

いただいたギフト券がロイヤルパークホテルに使えることがわかり、前泊。68階で夕食、56階に宿泊、70階で朝食ですわー。午前中はヨコハマトリエンナーレを堪能。

さて神奈川芸術劇場。杉本文楽、と銘打っているせいか、若者多い!

非常灯も消灯して真っ暗闇からのスタートは、江戸時代の見世物小屋ってこんな感じだったのかな~というのが想像できてよかった。人形遣いが、いつもと違って黒子に徹しているのも、人形に集中できていい。蝶や人魂が、ほんとうに飛んでいるように見える。

まあ残念ながら手元も真っ暗なので床本は観ることができず。原文に忠実にという主旨だったので、手元の資料では一番近いと思われる岩波文庫を何度も事前に読んでおいたけれど、名文句以外はよく聞き取れず、残念。

確かに現在やってる床本から比べると、回りくどくてテンポが遅い印象がある。文楽そのものすら、最初聞いたときには遅すぎて何行ってるかわからない印象だったけれど、ようやくそれにも慣れてきて、何回も観たから大丈夫だろ、と思う「曽根崎心中」という演目なのに、遅すぎて聞き取れず。江戸時代の人との時間間隔の差を埋めるのは厳しいな、というのが正直な感想。でもラストの「恋の手本となりにけり」が聞けたのはよかった。

しっかし3階席はきつかった。映像で人形ドアップもあるのだけれども、顔が天井で見切れてます(落涙)。双眼鏡持参したけど、必須。今回一番観たかった観音廻りは、一人遣いということもあって人形遠いよー。双眼鏡で見ていると、双眼鏡の外を見落とすので、時々全体を俯瞰。

花道も使って奥行がある演出だったのは新鮮でよかった。観音巡りの写真は、寺の名前が出てて、それはそれで分かりやすいけど興ざめかなー。せっかく杉本作品なら、観音様そのものの写真が出るとよかったなあ。せめて寺。まあそれがなかったせいか、観音様の登場には驚いた。あれどこから持ってきたものやら。

松林の映像は、あまり密集したものではなくて、どこかの浜のよう。私は曽根崎の森はもっと暗くて陰鬱、人気がなくて閑散とした寂しいところ、というイメージがあったので、曽根崎は私が思うよりもっと海寄りな場所なのかも、と想像を改訂するに足る映像でした。

斬新さを期待した割には、それほどでもなくて、伝統芸能の枠の強さというか、研ぎ澄まされてできあがった様式美を崩すのは難しいと感じさせられたりも。

簑助の徳兵衛は、「男の一分」を語るには男気が少ない感じ、と思いながら見ていたのだけれど、ラストのお初を殺そうとするシーンで、何度も切っ先が逸れる様はまさに「愛し可愛いと締めて寝し肌に刃が当てられふか」の心情が出てて、ああこれがこの男の魅力か、と思う。

対して勘十郎のお初は、簑助が遣うお初にくらべると色気が足りない感じだと思ったけれども、一度決めたら迷わないという、静かだけれども頑なな意思表示があり、刺されたあとも満足げ。

カーテンコールがあって、簑助が何度も挨拶してくれて可愛かったのがよかった。そして勘十郎の疲労困憊っぷりが凄くて驚いた。新しいことにチャレンジするというのは、本当に大変なことなのだろうな。

横浜まで行った甲斐があった。観音巡りをしたくなった。

このポスターが欲しかった

 

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